Claude Code × bloom 実務ガイド

claude.aiとは何が違うのか
bloomの業務に沿った実例集

画像加工オフショア事業を運営するbloomにおいて、Claude Codeがどの場面で使え、今のclaude.aiとどう使い分けるのかを具体的にまとめたガイド

01 ─ Core Difference

根本的な違い

💬

claude.ai(今使っているもの)

ブラウザ上で会話する「優秀なアドバイザー」

  • ブラウザ上の会話で完結する
  • ファイルはダウンロードして手動配置が必要
  • PCのフォルダやファイルに直接触れない
  • 1回の会話で完結するタスクが得意
  • 経営判断の相談、翻訳、HTML単発作成に最適
  • コードを書いてもコピペで持ち出す必要がある
⌨️

Claude Code(ターミナル版)

PCの中で直接手を動かす「実行部隊エンジニア」

  • ターミナル上でプロジェクトフォルダに入り込む
  • ファイルの読み書き・作成・削除を直接実行
  • コマンド実行(npm, git, pythonなど)も自動
  • エラーを自分で読んで自分で修正する
  • 数百ファイルにまたがるプロジェクト全体を認識
  • Agent Teamsで複数エージェントが並列作業可能
02 ─ Practical Examples

bloomの業務に沿った実務実例

01

YouTube Shorts自動生成システムの開発

Kling AI連携+自動投稿の仕組みを、Claude Codeで一気に構築

📌 やりたいこと

Kling AIを活用した動画生成→YouTube Shorts自動投稿の仕組みを作りたい。API連携、動画生成、メタデータ付与、投稿スケジューリングなど、複数のモジュールにまたがる開発が必要

⚡ Claude Codeでやること Terminal

Agent Teamsを使って並列開発するのが最も効率的

claude > YouTube Shorts自動生成システムを作りたい。 Agent Teamsで以下の3人体制で進めて 1人目:Kling AI APIとの連携モジュール 2人目:YouTube Data API v3での投稿自動化 3人目:スケジューラーと全体の統合テスト

✅ 得られる成果

  • 3つのモジュールが同時並行で開発される
  • 各エージェントが互いの進捗を共有し自動調整
  • API連携→動画生成→投稿→スケジューリングの一気通貫
  • テストまで含めて動作確認済みの状態で納品
  • 1人で順番にやると3日→Agent Teamsなら数時間
02

5ブランドのSEO/AISEO一括分析

bloom-vn.com、retouch.tokyo等5サイトの検索順位・構造分析を自動化

📌 現状の課題

顧客獲得の主軸がSEO/AISEOである以上、5ブランド全ての検索順位・競合状況を定期的に把握する必要がある。しかし5サイト分を手動で確認するのは非効率

⚡ Claude Codeでやること Terminal

claude > 以下5サイトのSEO分析ツールを作って - bloom-vn.com - retouch.tokyo - shashinkakouyasan.com - studiokoubou.com - vietnam-data.center 各サイトのメタタグ、構造化データ、 内部リンク構造、ページ速度を分析し 週次レポートを自動生成する仕組みにして

✅ 得られる成果

  • 5サイトのSEOスコアを一括取得
  • メタタグの不備や構造化データの問題を自動検出
  • 競合サイトとの比較レポート
  • 改善提案付きの週次HTMLレポート自動生成
  • ココナラを抜いて1位を維持するための監視体制
03

受注→作業指示の自動化

日本で受注した案件の作業指示書をベトナムチーム向けに自動生成

📌 現状の課題

日本法人で受注した画像加工案件を、ベトナムの55名のレタッチャーに指示する際、案件ごとに作業指示書を作成する手間がある。顧客ごとの仕様・品質基準も異なる

⚡ Claude Codeでやること Terminal

claude > 受注管理用のツールを作って。 入力:顧客名、案件種別(エンタメ/EC/スタジオ)、 枚数、納期、特記事項 出力:ベトナムチーム向け作業指示書(日越併記) 担当者自動割り当て 進捗トラッキング用のダッシュボード ZaloまたはLINEへの通知機能も付けて

✅ 得られる成果

  • 顧客別テンプレートから作業指示書を自動生成
  • 日本語→ベトナム語の自動併記
  • レタッチャーの稼働状況に基づく自動割り当て
  • Zalo/LINE Notifyでの納期アラート
  • 進捗を一覧で把握出来るダッシュボード
04

納品ファイルの品質チェック自動化

レタッチ完了画像の品質基準適合を自動検証するスクリプト

📌 現状の課題

レタッチ完了後の画像が顧客の品質基準(解像度、カラースペース、ファイル形式、命名規則など)を満たしているか、目視またはサンプルチェックに頼っている部分がある

⚡ Claude Codeでやること Terminal

claude > 納品前の画像品質チェックツールを作って。 チェック項目: - 解像度が指定値以上か - カラースペース(sRGB/CMYK)が正しいか - ファイル形式(JPEG/PNG/TIFF)の確認 - 命名規則の適合チェック - ファイルサイズの上下限 顧客別に品質基準をJSON設定出来るようにして 不合格ファイルをリスト出力

✅ 得られる成果

  • 数千枚の納品ファイルを数秒で一括チェック
  • 顧客別の品質基準をJSON管理(新規顧客追加も簡単)
  • 不合格ファイルの一覧と不合格理由を自動出力
  • 人的ミスによる納品事故の防止
  • 品質管理工数の大幅削減
03 ─ Getting Started

始め方(5ステップ)

01

Node.js導入

Node.js 18以上をインストール(公式サイトからダウンロード)

02

Claude Code導入

ターミナルで
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

03

ログイン

claude と打って起動し、Claudeアカウントでログイン認証

04

プロジェクトで起動

作業したいフォルダにcdで移動してから claude を起動

05

自然言語で指示

日本語でやりたいことを伝えるだけ。コードは自動で書かれる

04 ─ Cost

料金体系

Pro プラン利用の場合

既存のClaude Proサブスクリプションに含まれる使用量で利用可能。ただし使用量に上限あり

既にclaude.aiのProプランを使っているなら追加費用なしで試せる

Max プラン利用の場合

より多くの使用量が含まれ、Agent Teamsのような高トークン消費機能も実用的に使える

本格的にAgent Teamsを活用するならMaxプラン推奨

API従量課金の場合

使った分だけ

Opus 4.6は入力100万トークンあたり$5、出力100万トークンあたり$25。Agent Teamsは各エージェント分が個別課金

大規模開発時はAPI課金の方がコスト管理しやすい場合もある
05 ─ Summary

結論:どう使い分けるか

claude.ai(今まで通り)で続けるべきもの → 経営判断の相談、HTMLレポート単発作成、翻訳、ブレスト、文章作成。つまり「考える」系のタスク

Claude Code(新しく導入)で効率化出来るもの → YouTube Shorts生成システム開発、SEO分析ツール構築、受注→作業指示の自動化、納品品質チェック。つまり「作る・動かす」系のタスク

bloomの事業はオンライン完結型で、PCで完結する作業がほぼ全てです。Claude Codeはまさにこの「PCで完結する作業」を自動化するためのツールなので、事業構造との相性は極めて高いと言えます。まずは納品ファイルのチェックスクリプトなど小さなところから試し、慣れてきたらAgent Teamsで複数モジュールの並列開発に進むのが、石橋を叩いて渡るスタイルに合った導入手順です。